○北勝太郎君 今のお話では北海道だけのようなことでありますが、午前中経済局長からのお話では、岡山、富士山ろくその他にも入ったという話でありますが、北海道だけでありましょうか。
○北勝太郎君 ジャージー種の輸入とともにブルセラ病が入ったというのでありますが、もちろん動物の輸入には厳重な検疫がされておることと思うのでありますが、どんな経路でこの病気が入ってきたのでありますか、それを承わりたいと思います。
○北勝太郎君 この米麦、雑穀等に限っておるということは、今日の時勢には全く合わないと思うのでありますが、そこで牧草等も酪農経営上一番大切なことでありますから、そこで石油を平等に非課税にする必要を痛感するのでありますが、この際牧草等をこれに加えることについて御努力願いたいと思うのでありますが、御意見を承わりたい。
○北勝太郎君 次に今御説明のように軽油の方はすでに非課税になっておるのでありますが、そこで私どもただしたいことは、この非課税の法律に基くところの政令によりますと、農業用とは主として米麦、雑穀、バレイショ、カンショ、に限っておるのでありまして、酪農経営上一番大切な牧草及びビートなどの他の作物は含まれていないのであります。この政令は全く今日の時勢に合わないものと思わなければならぬと思いますが、大臣の御所見
○北勝太郎君 それに先だちまして、過日の大臣の御答弁で、ふに落ちぬ点がありますので、ちょっと確かめておきたいと思うのであります。道路整備の財源として農林漁業用の石油税の増徴は困るということを申し上げましたところ、大臣は農業用の石油の使用量は至って少いもので、さほどの影響かないというお答えでありましたが、もしこれが農家のこうむる影響が少いという意味でありますれば、大へんな相違でありますので、ここで具体的
○北勝太郎君 実は先回の委員会で建設大臣から御答弁がありたのですが、どうしてもふに落ちぬ点がありますので、聞きたいと思いますが、きょうは大臣いらっしゃらないのですか。
○北勝太郎君 油が安くなったというお話ですけれども、むしろ例のスエズ問題その他からずっと油が高くなってきています。わずかに三千円ぐらい安くなりましても、値上りの方が五千円、七千円であれば、これは何にもならないことになる。ところが実際問題として非常に値上りをしておるそうでありますが、この点について……。
○北勝太郎君 北海道の農業は種畜農業でなければならぬことは、今お話の通りでありますが、ところが今度の軽油引取税ですか、これらにつきましては、主として内地式の米麦並びにカンショ、バレイショ等々に限って、これは非課税になっていますけれども、そうでない一番北海道の種畜農業のために大事な牧草ですね、牧草地の耕転並びに牧草の刈り取りですね、こういうものに対しまして、軽油税が上りますために、せっかくの機械があっても
○北勝太郎君 ただいま大臣のお話で、北海道の人口の伸びないのは、保護政策が不完全だからというお話でありますが、ところが今度のガソリン税あるいは軽油税の増徴は、北海道はどうしても種畜農業でいかなきゃならぬところであるにかかわらず、それが根本からやれなくなってしまう、そういう点につきまして北海道の農業人口をふやす、農業生産をふやすということはちょっとめんどうになってきております。これに対してどういう工合
○北勝太郎君 道路整備の財源になっておりますガソリン税の増徴、これは道路交通に全く関係のない農業機械化等に甚大な打撃を与えておるのであります。そこで農林漁業用のものに対しましては非課税にするようなお考えはお持ちないだろうか、それをお伺いしておきたい。
○北勝太郎君 私は、自分のことを申し上げては何ですけれども、実は数年前からブルトーザーを入れまして、それで冬季の石炭運搬にトラックを使っているのです。トラックを数台持っております者は、冬季は外の運輸に使えませんので非常に因っておりますけれども、それで道を開きますと、楽に石炭の運輸ができるわけです。そこでその経験によりますと、除雪のための費用というものはきわめて少いもので一あって、また年がら年じゅう道
○北勝太郎君 積雪寒冷地帯の交通確保のことは、これはもう積雪寒冷地帯はほとんどブルトーザーが来ましたから、住民の常識化してしまったわけです。それでかりに補助金がもし来なくともどうでも、これは通るものだと思うのでありますが、どういう工合にお考えになりますか。
○北勝太郎君 私は昨年ドイツから帰りがけに、ちょうどセメント工業の研究に行ってきた人たちと一緒になったのです。その話によると、向うでは非常に安くものができるとか、また非常な長足の進歩を示しておるとか、何かよくわからなかったのでありますが、縦ボイラー、おそらくシャルル・キルトのことかと思いますが、それの方と、横ボイラーの方とは、非常に価格に相違があるという話をしておりました。そうしてその横ボイラーといった
○北勝太郎君 ちょっと一言、帰られる前に。川野政務次官にお伺いしたいのですが、東北興業のセメントを製造されると生産過剰になるというようなさっきからのお話でありますが、この生産過剰になる分は海外に輸出するような見通しはっきませんか。
○北勝太郎君 雑穀の市価は、今お話のように非常に激変しているのでありますが、そこで農家は毎年作付に迷っているのであります。前年の値段のよかったものに集中するというような関係がありますから、いよいよ値段を下げるような関係になって、これは農家としてまことに気の毒なのでありますが、そこで生産費以下になったときにはこれを償うようないわゆる支持価格のような制度を一つ設けておいていただきますと、これは価格の激変
○北勝太郎君 御承知のように二十八年、二十九年は畑作地帯は非常な凶作であったのでありますが、昨年たまたまとれましたところが、今度は文字通り豊作貧乏になってしまって、非常な価格の下落で困っているようでありますが、これはやはりすみやかに価格安定法の方に繰り入れてもらう必要があると思うのでありますが、それに対してどういう御方針を持っておりますか。
○北勝太郎君 この資料の科学研究所の問題に関連して、セメント製造工業の研究についてお伺いしてみたいんですが、最近ドイツでセメント工業をしきりに研究して帰って来た男から聞いた話ですけれども、向うでは小型縦型ボイラーが非常にセメントに使われている。原料の所在地へ行っては作っているので、非常にセメントがりっぱなものが安くできる。また非常に技術が進んでいるという話を聞きました。非常に安くできるというのはどんなことかといったら
○北勝太郎君 私は原案に賛成をいたすものでありますが構造上、木造の増築等の場合におきましては、やはりどうしても木造でなければいかぬような場合もあると存じます。それから宅地の関係その他で今度のこの増築に限ってという特例を一つ認めるべきものだ、こういうように考えますので、原案に賛成いたします。
○北勝太郎君 昨年の北海道における第十五号台風ですね、国有林だけでも五千五百万石といいましたが、実は最近の調べでは八千万石の風倒木があったし、あるいは公私有林全部を加えますと、実に大きな風倒木の量に達すると思うのです。これが北海道の水害に対する影響についてお調べになったものがありましたならば、伺いたいと思います。
○北勝太郎君 学校だけでも収容児童数以上の数を入れて、ひどいことをして生活をしているのを見て来たのでありますが、私はこれは九百戸では到底入れ切れないと見て来たのでありますが、果してどうですか。
○北勝太郎君 岩内のことでありますが、罹災を受けた時、私は現地を見て参つたのでありますが、三千五百戸の焼失に対して九百戸の応急住宅が建つておる。それで果して罹災者を収容し切れるのかどうか、私は心配して来たのでありますが、お見通しはどうなんですか。
○北勝太郎君 その八坪半の住宅は、設計に将来増して行けるような、農家は宅地が随分ありますから、そこで増して行けるようなことを考慮をしておりますか。それからブロノク住宅等で増すことができぬような建築であれば、これは考えなければならんということになるのですが…。
○北勝太郎君 この農家の住宅については、実は公営住宅というような形がなかなかとりずらいか患います。又公営住宅は坪数炉非常に少いということで農家では不向きなんでありますが、こういうものに対して何か救済方法が考えられておりましようか。
○北勝太郎君 今度の十五号台風の北海道における被害というものは、実は非常な被害でして、幸いにも雨を伴わなかつたから水害はなかつたのですが、都市或いは農村において倒壊家屋、大破家屋というものが非常に多いのです。汽車でちよつと見ましても、もう殆んどの屋根が飛んでしまつておつたり、それから倒壊したものが見えるという、殊に農村に入りますと農村の納屋、住宅等でも潰れたものがたくさんあるのです。そこでこういうものの
○委員外議員(北勝太郎君) 加藤大臣お忙しいらしいようですが、この際一点だけ承わつておきたいと思います。 北海道は雪空をかかえまして非常に急を要するものがありますので、まあ取りあえず北海道に十七億だけ応急資金を政府から貸してもらいたいと申込んでおるようでありますが、そういうようなものに対して御意思があるかないか、又あるとすればどういう方法でおやりになるか、その点一つ聞かして頂きたいと思います。
○北勝太郎君 市町村の農業委員会につきましては、私も今まで関係をしたのでありますが、この供出制度に対しましては相当の働きをしておるし、又害になつているとは思いませんけれども、県の農業委員会ということになると、これはとかくの批評があるのです。そこでこの県の農業委員会というものが、この法案が若し通らないで、このまま選挙がされて行くということになると、これは今までとかくの不評のあつた県農業委員会というものが
○北勝太郎君 私は昔から農業者は政治に対しては両面の使い分けをせよ、或いは協同組合が直接政治に関係しないで、別の団体でやらせよという主張をずつと貫いて来たものでありますが、その問題は別といたしまして、次に政府当局にお伺いしてみたいと思うのでありますが、食糧制度については食糧対策協議会等で検討がなされておるようでありますが、この食糧問題に対しまして、食糧対策に対しまして、農業委員会制度というものをどういう
○北勝太郎君 私は議事の成るべく速かな進行を望みますが故に、二、三のことだけをこの際質問したいと思います。先ほど農業団体再編成という問題につきまして委員諸君からの御質問があり、又金子議員からの御答弁があつて、私ははつきりしたのでありますが、併し世間ではまだその農業団体再編成という気持が残つていますね、これは今出されておる両方に関係のある人たちの縄張り争い、こういう工合に受取られておると思うのでありますが
○北勝太郎君 私は臨時硫安需給安定法案に対しまして次の附帯決議をいたしたいと存じます。 以下案文を朗読します。 臨時硫安需給安定法案附帯決議(案) 一、従来想定されている硫安のコストは、政府の説明によつてみても明らかであるとおり、信憑性を欠き、実際に比べて相当割高のようである。 ここに本法の成立を契機として従来の行懸りを一擲し、肥料のコストの調査に最善を尽してその正確を期すること。